中高年の男性の中には痛風の恐ろしさを聞いたことがある人もいるでしょう。
激痛で知られる痛風ですが原因にはどのようなことが考えられるのでしょうか?

痛風という病

痛風は、尿の尿酸値が様々な原因で上がる事により起こる病気です。
健康に問題が無い人でも尿酸値は一定量ありますが高い数値の場合、高尿酸値ということになります。

尿を調べるとすぐにわかりますが、通常、尿酸値が7以上の場合高尿酸値となり治療が必要になるのです。

痛風の発作が出ているような場合、尿酸値が9以上になっているという事もあるでしょう。
痛風発作が無くても病院に行く機会があったら心配な場合調べてもらっておいた方が良いのです。

尿酸値が高い人の中には、まだ、痛風発作が起こっていないからとあまり気にしない人もいます。
しかし、起こってからは大変ですので起こるような原因を予防することが重要になるのです。

 

痛風の原因

痛風の原因である尿酸値上昇には、遺伝、食生活や生活習慣、ストレスなどが関係していると言われています。
以前は、痛風というと中年男性がなる病気だと思われていましたが最近では若い男性も痛風になることがあるでしょう。

特に痛風の原因としてよくあげられるのがアルコール(特にビール)の飲み過ぎです。
ビールには、プリン体というものがたくさん含まれていて、飲むとすぐに尿酸に変わります。
ビールを毎日のように多く飲む人は痛風になりやすいと言われているのです。

また、ビールを飲むときにおつまみとして焼き鳥やレバー、魚の干物などプリン体が多い物を好んで食べると更に尿酸値が上がります。

痛風の方には、お肉や魚が好きな人が多いと言われますが、それが贅沢病と言われる所以なんです。
おいしいものにはプリン体が多いものが結構あるので、どの食材にどれくらいのプリン体が含まれているのか知っておいた方が良いでしょう。

痛風発作が起こった人の話を聞くと、飲んだ日の翌日とかがかなり多いです。
ビールやつまみを食べている時ではなく、しばらくしてから尿酸値が上がって発作が出てきます。

 

水分摂取が重要

食生活だけではなく夜中や朝方までお酒を飲んだり、ストレスを常日頃から感じる人は尿酸値が上がると言われています。

不規則な生活は食事の時間もそうですし、普段から夜中まで起きているとか、運動不足も入るのです。

これらのことで体の中の血流が悪くなり代謝がどんどん悪くなっていきます。
これに水分をあまり飲まないようならば尿酸はどんどん上がっていくのです。
尿酸が高くなり痛風の症状が出てくるようになるでしょう。
ストレスも血流を悪くすることが判っています。

ストレスを溜めこみ血流が悪くなると尿酸値も高くなるだけではなく頭痛や不眠症など様々な体調不良を起こします。
この体調不良がさらに尿酸値を上げてしまいます。

他にもタバコを吸う人は吸わない人に比べて尿酸値が上がりやすいと言われています。

普段の生活で痛風の原因になるようなことがいくつかあるならば早めに対処しておかなければなりません。

原因を取り除くことで痛風になる確率も下がりますので痛風の原因になるようなことは避けるようにして下さい。

痛風は尿酸が高いと何度も再発を繰り返す病気なので食事が重要になってきます。
痛風の人が気を付けたい食事とはどのようなものでしょうか?

まだ、痛風になったことが無い方は判らないかもしれませんが痛風は激痛を伴います。
その為、二度とあのような痛みが起こらないように食事に気を付けるという人も多いのです。
痛風の治療を続けながら食事の改善を行っていくことが痛風の再発を防ぐことになるでしょう。

基本は水分補給

まず、気を付けたい事は、水分を1日2リットル以上飲むという事です。
痛風の方の中にはビールを飲めば水分補給になるとおっしゃる方もいますがアルコールはいけません。
特にビールは、プリン体が多くすぐに尿酸に変わるという性質があります。

その為、痛風では水はどんどん飲んでくださいと言われますがアルコール(特にビール)は禁止です。
痛風を悪化させますので飲まないで下さい。

痛風になってしまうととにかく尿酸値を上げない事が重要になってきます。
痛風の方は、1日400mg以上のプリン体を取らない方が良いと言われています。
プリン体は尿酸に変わりやすいので気をつけましょう。

治療で病院に行くと食事療法を受けることもありますがその時もプリン体が多い物を食べないよう指導されるでしょう。
プリン体が多いものには肉や魚介類が上げられます。

肉や魚は避けて!

特にレバーなどの肝臓はプリン体が極めて多く痛風の人は食べない方が良いでしょう。
鶏レバーや魚の白子、あんこうの肝、いわしの干物は特にプリン体が多い食品として有名です。
いくらや明太子、数の子などの魚卵もできたら避けた方が良いでしょう。

飲物は、ビールを飲まないようにした方が良いですが、プリン体がゼロのビールもありますのでそれだったら大丈夫です。

贅沢病と言われる痛風ですが、暴飲暴食などを繰り返してきた人に起こりやすいと言われています。
痛風の辛い症状を繰り返さない為に積極的に食べた方が良い食事もありますのでそちらをご紹介しましょう。

痛風は、尿の中の尿酸値が上がる事で起こってしまいます。
ですので、できるだけアルカリ性食品を食事で摂取した方が良いと言われているのです。

野菜と海藻を積極的に!

アルカリ性食品の代表格が海藻でしょう。
わかめやひじき、こんぶなど海藻類を積極的に食べることで酸性になってしまった尿をアルカリ性に引き戻してくれます。
野菜も尿酸値を下げる効果があるので積極的に食べましょう。
海藻と野菜を組み合わせ、海藻サラダなど痛風の人にはおすすめの食べ物になります。

野菜でもイモ類やきのこ、大豆や大豆製品である豆腐などがおすすめです。
洋食ではなく健康的な和食をできるだけ食べるようにするだけでもかなり違うと言われています。
ただし、和食でも魚介類は避けるようにした方が良いです。
積極的に海藻や野菜を食べて尿酸値を減らすよう心掛けましょう。

痛風に良い食べ物をできるだけ食べることで痛風だけではなく体全体の健康にも繋がります。
激痛を伴う痛風を何度も繰り返さない為には食事治療が重要ですので食べられないものと食べれるものを知っておきましょう。

痛風になるととにかく辛い症状になってしまうということが言われていますが一体どんな症状なんでしょうか?
痛風による初期の症状やもしかしたらと思われるような症状もご紹介しましょう。

痛風の初期症状

贅沢病とか王様がかかる病気とも言われる痛風ですが初期段階ではどのような症状が出るのでしょうか?
まだ、痛風と判らないような初期症状の場合、足の指に痛みがあることが多いようです。
触ると温かく膝にも炎症や痛みが出ます。

また、足の指が痛みと共に変形している事も痛風ではよく見られるのです。
痛風の初期段階では、立ちあがる時に足が痛かったり老化現象の似ているような事が多いため見逃されるケースもあります。

少し痛風の症状が進んでくると痛みがだんだん長時間継続することが多くなるでしょう。
しばらく痛くても痛みが治まるため我慢してしまう高齢者の方も結構いらっしゃいます。
痛風でも初期段階だと治療もそんなに時間がかかりません。

このような痛風の初期症状を我慢したり気がつかなかったりすると激痛が走り痛風と気がつくこともあるでしょう。
痛風の痛みは凄まじく今までに経験したことが無い位痛かったという人がたくさんいます
最初、あまりの痛さに骨折したのではないかと思う人が多いという痛風の痛みです。

繰り返す激痛

激痛がある時に医師が診察すると脚の親指付近が赤くはれているという事が多く、片方だけという事もあります。
それこそ風が吹いても痛い位の激しい痛みのため痛風発作とも言われ、3日ほどは日常生活ができない事が多いでしょう。

痛風はものすごい痛みなのですぐ病院に行かれますが10日ほどすると痛みがほとんど無くなってしまう為治ったと思い込む人もいます。
しかし、痛風はそんなに簡単に治りません。

しばらくするとまた、痛風の激しい発作が起こり治療しないと短い期間で痛みが再発するでしょう。
最初は、1年位の間隔が開いていたのに、半年、3カ月、1カ月と発作の期間がどんどん短くなります。
とにかく、2度と痛風の痛みを味わいたくないと思われるなら医師の指示に従ってしっかり治療を行う事です。

痛風の症状には足の指の激痛の他発熱などが見られます。
これは、痛風の為に足の関節部分が炎症を起こし発熱するから
人によっては、痛風の熱が39度近くまで上がってしまう事があるため痛みと熱で苦しむ事になるのです。
高熱のため、冬などはインフルエンザと痛風を間違う事もあるでしょう。

他の病気との関連性

さらに痛風の症状が進むと今度は耳たぶや筋肉の下など痛風結節いうこぶのようなものができます。
これは痛風によってできる結石で尿酸が結晶になり塊になってしまったものです。

他にも尿酸が高い状態が続くと腎臓に負担がかかり腎臓障害になってしまう事もあります。
最終的には人工透析が必要になってしまう事もあるでしょう。
痛風の方には、糖尿病や高血圧、高脂血症などが隠れている事もおおいので気を付けて下さい。

痛風はとにかく症状が独特なのですぐに発見されることが多いです。
ただ、数日で良くなるからと油断していると大変な病気になることもあるので症状には注意しなければなりません。